サディスティックな彼に服従





また玲音のせいで充実した高校生活を過ごせないなんてーーー絶対ヤダ。



そして、私は入学式が始まる体育館に行き長い校長先生の話を聞いている。


と言うより聞き流している。



「続いて生徒会長からの挨拶です」



やって長い話が終わったのに………。


なんて思いながらいると壇上に上がる一人の生徒。


ーーー格好いい。


綺麗な髪して眼鏡が似合う例えるなら王子様みたいな。


「ーーー皆さんの学校生活がより良い物になるように思っています。これで終わります」



一目見て好きになった。


いわゆる一目惚れってやつなのかもしれない。



でも……私には大きな壁がある。



それはアイツ。玲音だ。


この事がバレたら玲音は絶対邪魔してくる。



なんとかして


「ーーーというわけなの。由奈どうしたらいい?」


入学式も終わり、帰りに由奈と駅前のケーキ屋でケーキを食べながら話している。


「『どうしたらいい?』って私に言われても困るんだけど」


と嫌みばっかり言われている。



相談出来る相手が由奈しかいないのに………。


「まあー面白そうだから手伝ってあげる」

「本当?!」

「嘘なんて言ってどうするのよ。それでその生徒会長なんなら生徒会に入るべきじゃない?」