無愛想な彼に恋しました



「どうして……?」


「琴音が倒れた時、元気が無かったからさくら先輩に、なにを上げたら元気が出るか相談したら指輪だろって言われた」


「嘘……」


じゃあ、全て私の勘違い。


さくら先輩と何かあると思ったのも、私の早とちり?


「嘘じゃないって。それなのに、琴音余計に元気なくなるし。嘘ついたのは、その……驚かせたかったと言うか、何と言うか…」


そう言う輝君の顔がほんのりと赤くなっていた。