ここが人気な理由も納得がいくものだ。 恋人と来るにはもってこいの場所だと思う。 「琴音、こっちこっち」 すでに椅子に座っている先輩が手招きで私を呼ぶ。 「先輩、私ここへ来た理由が分からないんですけど」 「さっき言ったじゃん。俺が一度きたかったって。琴音とね」 そう言って私の額へデコピンをする先輩。