輝君の顔方をみらずに、私は玄関に駆け込む。


バタンと音を立てて閉じるげんかのドアにもたれかかる。


「っぅ……」


ごめんなさい。


私、子供すぎるよね?


明日になったらきっと大人になるから、だから今日だけは…。


泣かせて……。