すると、うっすらと輝君の目が開いて行く。 「んっ……」 「あ、輝君起きた?」 私が顔を覗くと、ハッとしたような顔をすると同時にぎゅっと私を抱きしめる。 「ひ、輝君!?」 その勢いに私は再び、ベッドへと戻される。 私の上に輝君が覆いかぶさりながら抱締めている状態。