輝君と付き合い始めて、1ヶ月という月日が流れた。


風も少し寒くなり、私たちは手をつないで帰宅中。


「琴音、寒くない?」


「ううん、大丈夫」


名前で呼び合うのも、ぎこちなさも無くなっている。


付き合いも順調と言っていも良いぐらいにうまくいっていた。