そして、荒城君の後ろからヒョコッと顔を出した女の子。 「…しおりちゃん」 しおりちゃんだ。 どうしてなのかは分からないけど、荒城君と初めて帰った次の日からしおりちゃんも荒城君と一緒に居る事が多くなってた。 「あ、琴音ちゃん!おはよう!」 私に気付くなりブンブンと可愛らしく手を振ってくる。 「おはよう、しおりちゃん」 それに私も小さく手を振り返す。