「ありがとう…」 「どういたしまして」 また、荒城君は笑った。 「そんなことより、数学一時間目だし急いだ方がいいかも」 「そ、そうだね!」 荒城君がわざわざ電車で教えてくれたんだもん。 無駄になんてできない。