オオカミとお姫様

全速力で向かう。
詩音の姿が見えた。

「詩音~!!!」

大声で呼ぶ。
こっちを見た。
詩音が頭を下げていた。
あの人はどこかへ歩いて行った。

「終わった?」

「はい。終わりました」

「じゃあ昼飯食うか」

「え?」

「行くぞ」

きょとんとした詩音を連れて売店へ向かう。
パンと飲み物を買って、あそこへ向かった。