「うー。何か緊張するよぉ」

放課後。

私に唯、優斗君に悠ちゃんの4人での下校。

「昔はよく来てたろ」

「それはそうだけどぉ」

今向かってるのは優斗君の家。

何か、優斗君のお姉ちゃん、美咲さんが私たちを連れてこいって言ったみたい。

色々緊張するのは当然だけど、それとは別に何か嫌な予感もする。

美咲さんがあのままだったら、どう考えても良いことはなさそうな気がする。