波句「お前…本当は陽真理だろ?」

陽真理「ちちちち違うッッッッ!!」


波句「バレバレ…」

陽真理「しょっ、証拠は?!」



波句、また思わぬ発言。

波句「あんたのクセ。ウソつく時、いつも髪の毛触るよね?」


陽真理「あっあっあー!!なるほど!」


そっかぁ!っておーーーい!!!

波句「陽真理…本当は女なんだろ!」




私は泣きそうになりグッと涙を堪えて、土下座した。



陽真理「頼む!黙ってて!!今のッ…今の仲間達と離れたくないのっ!!」


波句「顔上げろよ…で、どーゆー事」

あたしは波句の隣に座る。

陽真理「真が家出して、キャンセル出来ないから無理矢理真の代わりになる事になったの…」


あたしはわけを話した。

波句「……黙っとく。」







陽真理「..................ありがとう…!」



波句「…!《ドキッ》」





嵐の季節はここからが始まり。