家の中ー…

陽真理「ハァ…。」

深〜いため息をつく。

父「どうした?ため息なんかついて」

満面な笑みを浮かべる父さん

陽真理「なんでもないよ!バカ父!」

父「ガァァン…」


もう一つため息をつくと部屋に戻る

陽真理「あたし…やってけんのかなぁ」

一階からお父さんの声が聞こえる

父「母さんと俺出かけてくるからなぁ」

げっ!あたし一人?!

陽真理「ハイハイ、いってらっしゃぁい…」

パタン…

陽真理「あーあ…つまんない」

とりあえず私はため息をついて
大の字に寝転がる。

ピーんポーン

このチャイムはなぜか腹立つのよね。

誰だろ…

直哉「やっほー♪」

はい?!

陽真理「なおや?!」

私、女の子の格好して…なかった(ホッ)

陽真理「なんで直哉が俺の家知ってんの?」

直哉「俺だけじゃないよ?」

来「こんにちは♪僕のひま♪」

陽真理「俺、物じゃね~しっ」

って来!!!

奈種「もちろん!僕だって」

陽真理「奈種まで…でその資料…」

げげげ…皆も青ざめてる

奈種「勉強勉強♪」

陽真理「皆用件は?」

「「「遊びに来た」」」

のぁぁぁ!ハモった!けど可愛い!

拓人「俺を忘れんな」

「「「拓人…!」」」

私もびっくりしたよ…以外と影薄い?(笑)

安里「そりゃ悲しい性格の拓人だから、忘れられても仕方ないよね♪」

「「「「安里!」」」」

陽真理「あの…安里も誘ったの?」

安里「いやっ♪僕は通りすがって楽しそうだったから塾抜け出してきちゃった♪」

うん。ただいま安里笑顔ですごいことを言ってますね。

って…!