入社2年目で下っぱのあたしが、ほとんど面識のない企画部の部長に直接話しかけるのは他でもない。
あたしと部長にとって重大事件があったのだ。
「…いいけど、何?」
部長はあたしからパソコンに視線を戻すと、忙しそうにキーボードを叩きながらそう聞いてきた。
違う部署の人間がわざわざ話をしに来たってのに、全く失礼な男だ。
声を潜めて他の人に聞かれたくないアピールをしてるのに、歳を重ねると空気が読めなくなるのだろうか。
「ここじゃちょっと…」
あたしがそう言うのと同時にキーボードを叩く音が止み、ようやく部長は顔を上げてあたしを見た。
あたしと部長にとって重大事件があったのだ。
「…いいけど、何?」
部長はあたしからパソコンに視線を戻すと、忙しそうにキーボードを叩きながらそう聞いてきた。
違う部署の人間がわざわざ話をしに来たってのに、全く失礼な男だ。
声を潜めて他の人に聞かれたくないアピールをしてるのに、歳を重ねると空気が読めなくなるのだろうか。
「ここじゃちょっと…」
あたしがそう言うのと同時にキーボードを叩く音が止み、ようやく部長は顔を上げてあたしを見た。

