「とりあえず、彼女と別れろよ。お前はまず、そこから」

「…ですよね〜」


別れてぇよ…。

今日話すか。

好きでもない彼女にな。



……♪♪

お。ナイスタイミング。


「もしもし」

『悠羅くんっ!?今日暇?』

「暇じゃない、てか話ある」

『何の話〜?!』

「別れ話」


単刀直入すぎる俺。

仕方ないだろ、不器用なんだよ。


『なんでよー』

「好きじゃないから。じゃ!」

『…え!あっ…』


切ったぜ。