好きって言うまで離さねぇ。




「おおぉー!スゴい……!」


私は駅へ入って驚きと喜びが入り混じった歓声を上げた。


最近大規模な改装が終わったばかりらしく、綺麗な内装の上にお店がたくさんあった。


まるでショッピングセンターみたいにお店が並んでいる。



「…喜んでくれてよかった。どこ行きたい?」


冬哉は優しい微笑みを浮かべながら聞いてきた。


行きたいところって……あんまり分かんないもんなぁ。



「えっと……んー…冬哉が行きたいとこ!」


だから冬哉に任せることにした。