「行くぞ」 橘くんを睨みながら、私の腕を握る冬哉。 ……いや、行くって!? 確かに、後夜祭まで自由時間だけどさ…! 「侑梨!」 そう一喝されて、私はおとなしく付いて行くことにした。 周りがざわざわしてる中、冬哉は気にせず歩いて行く。 う、うわぁ~…恥ずかしいっ! 私は俯きながら、冬哉に引っ張られていた。 着いた場所は──… 「中庭?」