好きって言うまで離さねぇ。




赤組の人達が冬哉の周りに集まってくる。



「…あっ……」



冬哉は周りの人によって隠れてしまった。



……完璧出遅れた。



「行かないの?」



途方に暮れている私の隣に誰かがやってきた。



「橘くん……うん、冬哉囲まれちゃったし」



最後にバトンをもらったのに、全員抜いて1位を取るなんてかっこよすぎる。



……また、冬哉のファンが増えるのかな。



無意識にハァとため息をついてしまう。