【第50回 北川高校体育祭】 そう書かれた大きな看板を見上げながら校門をくぐった。 普段なら車で通るこの校門も、今日は特別。 「ついに来たね、体育祭!」 隣を歩く冬哉に話し掛けた。 そう、今日は歩いて来たんだっ! 「あぁ。花火、楽しみだな」 冬哉も私にニコッと微笑んでくれる。 6月も半ばを過ぎたころ、今日は待ちに待った体育祭。