………え、寝息? まさか寝ちゃった……? 冬哉に抱き締められたままだったので、身体の向きを変えると冬哉と向き合う形になる。 そして、確認するように冬哉の頬を引っ張ってみる。 ………起きない。 「何で寝てんのよーっ!バカッ」 私は夜だということも忘れてそう叫んでしまった。 冬哉だけ言いたいこと言って寝ちゃうなんて! ほんとにズルい……!