「あのね、冬哉。今日は大事な話があるんだけど……」 いつもと同じ朝。 隣に座っている冬哉を、ちらりと見上げる。 私は車に乗ってからすぐに今朝の話を言うことにした。 「……ん?どうしたんだ?」 冬哉が驚いたように私を見る。 その瞳には不安な色も窺える。 「えっと……あの、ゴールデンウィーク暇かな?」 私は無難にそう聞いてみた。