私が欲しいって言ってた写真。
ちゃんと約束通り送ってくれたんだ。
「……宇佐美先輩……」
私はまたその写真を見て泣いた。
やっぱり私は宇佐美先輩が好きで、好きで。
忘れることなんて絶対に無理なんだ。
きっとこれからもずっと好きで居続けるんだ……
自ら苦しい道に突き進んで、泣いて。本当に自分でも呆れちゃう。
けど、この気持ちにはもう嘘はつけないから。
爽ちゃんには、期待させたくない。
期待してしまうことの辛さを私は知っているから。
やっぱり明日、爽ちゃんに会ってちゃんと話そう。
爽ちゃんは私にとって大切な存在。
だからこそ、そんな思いはしてほしくない……
私はこれからもずっと、爽ちゃんにお兄ちゃんとしてそばに居て欲しい。
なんて、贅沢だしわがままだよね。
ごめんね、爽ちゃん。
その日私は疲れていたのか、夕食も食べずにそのままベッドで寝てしまっていた。

