宇佐美先輩が驚いた顔でじっと私の顔を見つめていた。 私は恥ずかしくて、目を見れずに俯いて、ブランコをギュッと握りしめた。 私たちの間に沈黙が流れる。 ごめんなさい。困ってますよね。 宇佐美先輩は特別な誰かなんて作らないのに…… 「あの、私……」 「ごめん」 沈黙に耐えきれなかった私が、やっぱり忘れてくださいと言おうとしたその時、宇佐美先輩が私の言葉を遮った。 ごめん。 そのたった三文字が私の胸をズキズキと痛ませた。 分かっていたけれど、それでもはっきりそう言われるとやっぱり……