「足、大丈夫?」
「大丈夫です。おんぶしてくれて、ありがとうございました」
私たちはまた、それぞれブランコに座った。
「今日はすげー楽しかった、ありがとうな」
「私もです……」
ああ、もうだめだ。
好きが、抑えきれない、爆発する。
「好き……」
急に発せられたその二文字は、声に出して言うつもりがなかったのに。
思わず口から出してしまっていた。
「私、宇佐美先輩のことが好きです」
ああ、もう後には引き下がれない。
けどもう、どうしてもこの気持ちを我慢できなかった。
困らせるだけだって、わかってたのに。

