ふれあい広場に行くと、もう既に何人か並んでいて、私たちも後ろの方に並んだ。
待っている間、宇佐美先輩はなんだかソワソワしていて、とても可愛く見えた。
「それではお二人様、どうぞお入りください」
私たちの順番になると、宇佐美先輩は真っ先にウサギとふれあいに行った。
いつもは大人に見えるけれど、ウサギを見てる宇佐美先輩は、少年のように無邪気になる。
そんなところも大好き。
「ほら、渚もおいで」
気持ちよさそうに撫でられているウサギ。
いいなあ、私もウサギになって宇佐美先輩に撫でられたいなあ……
って、ダメダメ!何変態なこと考えてるの私!
本当、私っていつからこんな欲張りな人間になったんだろう。
きっと、宇佐美先輩に恋してからだよね。
もっと知りたい、もっと近付きたい。
そんな想いが増していくばかりだった。

