「おっす。香純さーん、母さんがこれ持って行けって」
と、大きなメロンをお母さんに渡していた。
「わーい!帰ったら食ーべよっと」
「お前なんだよその格好」
「どう?可愛い?似合ってる?」
クルリと一回転して、爽ちゃんに、どうどう?と攻め寄った。
「全然似合ってねーけど」
「はあー?!なにそれひどい!」
「お前はいつもみたいなの子供のままが一番だよ」
と、小さく呟く爽ちゃんに、私はベーッと舌を出した。
本当は可愛いと思ってるくせに!
爽ちゃんは本当に意地っ張りなんだから!
私は不貞腐れた顔で爽ちゃんを睨むと、爽ちゃんはその顔やめろ、と言いながらほっぺたを摘んだ。

