「「はあ、終わったー…」」

想と私の声がかぶった…。
あれから、寝る暇もないくらい勉強して勉強して勉強して勉強して勉強して勉強して勉強して遊んで怒られて勉強して勉強したんだからっ
…途中のは気にすんなっ

「国語がんばったよ…僕」

「華ちゃんも数学がんばって解いたよ…」

ようやくテスト、終わりました。
明日テスト帰ってきます。

…南国いけるかなあ

できるかぎりのことはしたっ
どうかたのむっ




次のひ

「「やったあっ」」

「71点!」←華

「56点!」←想


「「合格っ!」」

やたーっいける、いけますよ!華選手っ

うれしす、マジ嬉しすぎる…。
南国っ

「あ、華。どうだった?」

「あ、叶ちゃんちゃんこ。国語71点だったよ!叶は?」

「100。」


やっぱりね…
そう努力してなさそうなのに。…今の発言、違ったらめちゃ失礼だわ。

「叶は勉強してるの?」

「してないわよ。そんなのしてる暇があるならお菓子を食べてるか寝てるわよ。」

「なのにその頭…」

「授業はちゃんと聞いてるからー…?」

「いや、おもいっきし寝てたしっ」

「そうだった?」

なんだそれ…

「あ、南国にいくために買い物しよー!今日!」

「え…面倒。」

「行くっ行くからっ!絶対叶連れてくからっ!」

放課後

「華ちゃん!帰ろ」

「想、先帰って。叶と買い物するからさ」

「…むぅ…。わかったー、気ぃつけてね。」

「はーい」

そして私は嫌がる叶をひっぱりあげてまでつれてきた。

「…面倒。はやく。」

「まってまて、」


そして買い物は始まった…

「これよくない!?」

「…いんじゃね?」

「これもよくない!?」

「…いんじゃね?」

「…もうっまじめに聞いてよぅ!」

さっきからずぅーっとこんな感じ。

「おっミスド100円デーだっ食べよ、食べたい!」

「かっ叶っ」

…いっちゃった…。
とりあえず日用品は買ったからあと洋服!
…結局、まるえりの可愛いガーリー系の服と黒いクール系のベストで甘辛コーデ!
しめはやっぱりガーリー系だから…シフォンスカートかな?
次々とカゴの中へ。

華、今日リッチなんですよ!
煌さんがお小遣くれたーっ!

「るんるんっ♪」

レジでお会計♪
…が終わって。いっきになくなったー
悲しい
悲しいよー

あ、でも無駄遣いじゃないし大丈夫ー

…そんなこと考えながら叶の元へ急いだ。