「だって可愛いし…ってか夏希、気づいてる?今敬語使ったよ?」 ニヤッと笑う拓真。 ……………。 無意識だったよ…。 「お仕置きなっ♪」 そう言うのは覚えてるんですね…。 てゆーか、やけに嬉しそうなのは何で? 「何にしよっかなー……そーだ!」 くるっと顔だけあたしを見る拓真。 ……良い気はしない。 そして、ゆっくりゆっくりあたしに近づいてくる。 な…何? そう思った直後、両手を掴まれて壁に押し付けられた。 …………ッ!!?