龍華の名前を出したとたん、理事長の顔付きが変わる。 図星ととって良さそうだ。 「知っている。それがどうかしたのか?」 「では、最近龍華に出入りしているこの女の事をご存じですか?」 私は理事長の前に一枚の写真を差し出した。 「コイツは・・・?」 「天王寺 蒼(てんのうじ そう)。 身長157。灰色の髪に青メッシュ。肩あたりまで伸ばしていました。灰色の目をしています。 」 「何故、コイツを?」 「家出です、ちょうど半年前にいなくなりました。」