I to Y
初めて出逢ったときから他人だと思えなかった
君のことは何ひとつ知らなくて
でも君のまぶしいくらいの笑顔と強い瞳が
脳裏に焼きついて離れない
わけもわからず君に惹かれ そして拒んだ
行き場のない感情がこみあげ僕を支配する
いつだって僕は君を想ってた
どうしてかな?僕にとって君は最初から『特別』だった
だけど僕のとなりに君はいない
もう逢うことはないんだ 分かっていたことなのに
嫌だと叫ぶ心に気づかないフリをした
僕をまっすぐにみつめるその瞳が怖くて
目を背けて逃げ出しそうにもなった
必死に造ってきた自分を君はすぐに見破った
憧れと現実の狭間で
突きつけられたあまりにも懸け離れたもの
弱くて不安定な僕に『このままでいいの?』と君は問いかけた
いつだって君は僕の中にいた
つらいときは励まして僕の背中を押してくれた
なにがあっても味方でいてくれる
そんな大切な人を 僕は信じきれなくて
大切なものは失くしてから気づくんだ
君の面影追いかけて 辿ってく道の中にいる君
曖昧な僕に何度も手をさしのべてくれた
いつだって僕はすべてが遅い
手の中にあるものは絶対ではないのに
いつだって僕は君を想ってた
やっと気づいた まだ遅くない?また失ってないよね?
今度こそ本気で守りたいんだ
君に伝えられなかったあの想いを言わせて
『初めて出逢ったときから君が好きでした』

