「…もし、COLORFULに。嫌われたとして、忘れたいと思われたとして。それでも、ずっとファンでいる」
罪滅ぼしなんかじゃない。
COLORFULが大好きだから。
「…お前の瞳は、強いな。強い意志が宿ってる。だから、お前は大丈夫だ」
そう言ってお父さんが笑うから、あたしも安心して笑った。
「……全部話して嫌われたって、お前は一人じゃない。蒼は、絶対お前の味方でいてくれるだろ?」
「…うんっ」
前に、蒼が言ってくれた。
『お前のこと心配してんだよ』
『俺はどんなことあっても、優来の味方だからな!』
…蒼、あたしはあなたに頼ってばっかりだけど。
あたしだって蒼にどんなことあっても、味方でいるよ。
だから、これからもあたしの大切な幼なじみでいてね。