ガチャン……… なにかが落ちた音 落ちた音がした方向は要がいるところからだった。 『見ーっけた♪』 そう言って黒い人たちが要のいる机の方に向かっていった。 要が……! 伊織は必死で要を助ける方法を考えた。 思いつくのはただ一つ 自分がここから出ることだった。