「ごめん。俺は伊織と行くよ。」



「そっか。残念……。じゃあ、逃げるね~♪



二人とも頑張ってp(^-^)q」




そう言って姫華たちは行ってしまった。




意外にもあっさりしていたことに伊織は驚いたと共にホッとした。



「行こう。伊織。」


そう言って要は手を握ってきた。

伊織はそれを握り返した。


「うん。」