「そろそろ離れてもいい?」


「えっ、あっ、うん。ごめん。」


要は赤くなりながら伊織から離れた。



『みなさん。こんにちは。


secondステージです。

secondステージは日本です。ゲーム内容は鬼ごっこです。


24時間逃げていただきます。


では、私が100数えましたらゲームスタートです。


1、2……』



「に、逃げなきゃ!行こう、要くん。」


「おう。絶対俺が伊織のこと守るから。」


「うん!」



こうしてゲームが始まった。