ようやく2本の大木を運び終えた頃にはもう、夕方になっていた。 「夜は危ない。だから、今日はもう休もう。」 「そうだね。」 「ねえ、伊織ちゃん、要くん。お願いがあるんだけど……。」 「何?」 「今日は達希さんと寝たいんだけど…いいかな?」 「いいですよ♪」 「えっ……」 「いいじゃん。伊織ちゃん。二人の営みのために♪」