「ヤーーーー!!!!」 バキッ 嫌な音がした。 蛇が血を拭き出して暴れていた。 達希さんがいた。 達希さんが大蛇を刺したのだ。 「早く逃げて!」 要はすぐに走った。 「イヤーー!!達希さんが!」 伊織は泣きながら叫んだ。