「なあ…これヤバくないか。」 「ヤバイけど動けないんだよ。足が動かない。」 伊織は震えていた。 足も言うことを聞かなくなった。 そして大蛇がこっちに近づいてきた。 「死ぬ。イ、イ…」 叫ぼうとしたとき、要くんが口を塞いだ。