その時、誰かが後ろから話しかけてきた。 「あの~、一緒に行きませんか?」 そう言ってきたのは椎名 実香。 「えっ…あっ、いいですよ。ねっ、要くん。」 「おう。」 「伊織ちゃんと要くんだよね。椎名実香です。よろしくね。実香って呼んで♪ この人は當麻さん。私のパートナー。」 「よろしく。」 「こちらこそよろしくお願いします。 それじゃあ、行きましょっか。」 そう言って私たちは目的地へと向かった。