『新田様、新田様は観覧車に乗らない限りこのゲームを終了することができませんのでお急ぎください。』 と、豊田さんの声が聞こえた。 けど、耳に入らない。 とりあえず真相を知るため観覧車に乗った。 そして、現実世界へと引き戻された。 そこで渡されたのは“借金1億”と書かれた通知書だった。 伊織はすぐに要を探したが、どこにもいなかった。