伊織がうん。と言おうとしたとき、明かりがついた。



「キャーー!!」



どこからか女の人の叫び声が聞こえた。




「行くぞ!」


要はそう言って伊織の腕を引っ張りながら女の人の叫び声が聞こえたところへと走った。



するとそこには一人の男の死体があった。




伊織は全身の力が抜けてしまった。



ゲームスタートのゴングがなったような気がした。