目の前で起きたことが夢であってほしい…… 伊織はそう願った。 けれど、違ったみたいだ。 たった一瞬の出来事…… 船が大きく揺れたせいなのか、要と佳子はkissしていた。 二人はすぐに離れた。 わかってる……わかってるけど、すごくヤだし、嫉妬してしまう。 伊織はすぐにその場を離れた。 けれど、要には見つかってしまった。