「明日のことを話すよ。

明日は筏に乗って海に出る。

君たちが集めた食べ物を明日、筏にのせる。
そしたら、出航だ。」


「わかった。」

「はい。」


伊織が返事してから佳子も返事をした。



そして、明日に備え寝ることにした。




ついに海に出るんだ。


ちゃんと船につきますように。


伊織はそう願いながら眠りについた。