それから昨日の残りを食べて行動することにした。 伊織たちはバケツとバケツの中に入っていた何かの道具? バターナイフのようでちょっと違う そんな道具を持って出かけた。 あとはリュックに水をつめただけだった。 「ねえ、佳子ちゃん。これなんだろ?」 伊織はバターナイフのようなものを佳子に見せて尋ねた。 なぜなら、佳子が物知りだったからだ。 「それは海にゴツゴツした岩みたいなところあるでしょ? あそこにある貝を取るものだよ。」 「へぇー。」 伊織は佳子のことをやっぱりすごいと思った。