朝 要が急遽、ある提案をした。 「なあ、食材集めるやつと木を集めるやつ、二手に別れないか? その方が効率的だと思うんだけど……」 すると松坂も案を出した。 「そうだね。女子を食材班にしたらどうかな?力仕事は僕たちがして…。 その方が足手まといにならないだろうし。」 足手まといって… 伊織は少しイラつきを感じながらもその案に賛成した。 伊織たちは食材班、調達班と別れ作業に取りかかった。 みんながその案に賛成したため早速二手に別れた。 伊織と佳子は山に山菜を取りに行った。