「けど、もしかしたら船があるかもしれないから探しながらしよう。」



要が意外なことを言った。



伊織はその時、要をカッコいいと思った。



どんだけ要に溺れてるんだろとも思った。




「そうだね。そうしよう。」




松坂が賛成した。




伊織は自分の妄想から覚め、急いで賛成した。




「賛成!要、頭いい♪」


それに続き佳子も賛成した。




こうして伊織たちは深い眠りについた。