「わかった。その勝負、やるわ。」 「そうこなくっちゃ♪じゃあ、よーいスタート。」 そう言って姫華が走り始めた。 伊織もそれを追いかけるように走った。 「お、おい!俺はどうなるんだよ!」 そう言って健吾が叫んだのももう二人の耳には届かない。 要争奪戦が幕を開けた。 あと、6時間