とんでもない皐月の爆発発言。 だが千景は表情一つ崩さず、上で見下ろす皐月を静かに見返す。 そして余裕の笑みを浮かべた。 「皐月さんなら、オレは大歓迎ですけど?」 「…。 お前にはかなわねーわ。」 ボソッとつぶやき、皐月は千景の上から退くと乱れた服を直し始めた。 「んで、何の用? オレの邪魔したからには、相当重要な用事なんだろーな。」 「うん。 龍たちが、学校から帰ってきたよ」 「…。」