「皐月さん、黒凪は女禁制ですよ。」 青年は無表情に、ベッドに座りながら頭を垂れる男を見下ろす。 「あのさあ千景。オレお前に邪魔するなって言ったよな?」 皐月と呼ばれた男は顔を上げ、うんざりしたように千景という男を見上げた。 だが不意に口元に笑みを浮かべ、 -グイッ 「!!」 千景をベッドへと押し倒す。 「邪魔された続き、お前でやっちゃおーかな。」 「…。」