すがるような自分の言葉に、リンの目が静かに細められる。 「生きてはいるよ。でも… 死んだと言っても過言じゃない。」 「どういう意味…?」 次の瞬間、 彼の口からとんでもない真実が明かされた。 「君の兄は、 今あの『清来』にいる。 正確には捕まってる、だけどね。」 「え…」 なんで 「どうして清来に…!!」