私は足を抱え、そこに頭を埋める こうして暗闇にいると、 昔母親に捨てられたことを思い出した。 離れたくないと泣き喚く私を、迷いなく手放した母の姿を…。 悲しみ、絶望 大好きだった母親に捨てられたというショック 生きる希望を無くし、死んだように過ごしていた毎日。 だけど、 そんな私を、要が救ってくれた…。 私にとってかけがえのない、大切な人 それなのに…