「めぐも、3日前から学校来てないんだよね。」 「…っ」 やっぱり、 相当傷ついて… 離島に騙されていたことが、かなりショックだったに違いない。 「……」 私はどうしようもない気持ちになり、教室を出ようとする。 「え、里緒菜!?どこ行くの!?」 ホームルームが、あと数分で始まる。 「ごめん…午前中の授業サボるね。」 「ええっ!?」 慌てるクラスメートを残し、私はある場所へと向かった。